有料老人ホームでの居住権や利用権
有料老人ホームでの居住権や利用権はどうなっているのかというと、有料老人ホームでは基本的に終身タイプでの利用となっているので、当然ながら移住権も利用権も与えられることになります。
しかしそのためには、入所するときに一時金を支払う必要があります。
一時金はホームによって金額が違いますが、安くても数百万、高ければ一千万を越えることもあります。
言ってみれば、老人ホームを生涯利用することができるための補償金ですね。
この一時金について、クーリングオフが適用される場合とされない場合がありますが、それはどんなときなのかを事前に把握しておかないと、後々困ることになります。
知らなかったんだから返して欲しいといっても、契約の際に契約書に目を通さなかったのは自分の責任になってしまいますよね。
一時金を支払うことで、居住権や利用権を得るのですから、出ていく変わりにお金を返済してほしいというのは理に叶っているようでもあり、納得ができないという人もいるでしょう。
しかしこればかりは決められていることですから、どんなにお願いをしても通用しません。
反対に、一時金を支払い、居住権や利用権を得ることで条件を満たしている間はいつまでも入所していることができますから、メリットも沢山あると言えますよね。
有料老人ホームでの居住権や利用権は容易に緩んでしまうようなものではありませんが、退所しなければいけないのはどんな状態の場合なのかをきちんと知っておく必要があります。
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