有料老人ホームの入居一時金、保全義務
有料老人ホーム入居一時金の保全義務について、良くわからないという人もいると思います。
入居一時金というのは決して安い金額ではない場合が多く、どんな目的で使用されているのかというのは、月々に掛かってくる費用に充填されています。
2006年の4月以前に設立されたホームに関しては、有料老人ホームの入居一時金の保全義務が適応されていますから、決められた期間の中で償却を行っていき、その期間を過ぎたものについては、５００万円以下もしくは、返還財務残高のどちらか低い費用を保全することが義務づけられていますから、入居一時金を支払ったあとに、そっくりそのまま損をしてしまうということがなく、しっかりと保全されているので安心な部分があります。
2006年4月以降に出来たホームでは有料老人ホームの入居一時金の保全義務がありませんから、一時金が戻ってこないこともあり、この場合には一時金を丸々なくすことになります。
万が一償却期間の中で入居者が無くなってしまうようなことがあっても戻ってきません。
ですから、有料老人ホームの入居一時金の保全義務について必ずきちんと確認をして、しっかりと保全されるのかどうかを知っておくようにしましょう。
2006年4月以前と以後のホームで保全義務が違うということを知らず、何も気にせずに多額の一時金を支払ってしまったら、保全義務のないホームだと後からわかり、とても困ってしまった。
というような事にもなりかねません。
しつこいようですが、小さな出費ではありませんから、必ず確認しましょう。
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